"釈由美子"と"とっとこハム太郎"🐹
好きでも嫌いでもない釈由美子さん。
でも、目の前に現れて「私の事、好き?」って聞かれたら速攻で好きって答えるだろう。
ハム太郎と同時上映される事で、本作の上映時間が削られてしまう。
なんてこった。
だけど、今作に限ってはこれぐらい(88分)が丁度良かったのかもしれない。
子供は、ハム太郎に釣られ、おじさんは釈由美子に釣られる。
東宝さん。良く考えたなぁ。
興行収入は19億円。前作は、27億円。
減ってるやんけ!
次作は、13億円。
ゴジラシリーズの終わりが近い・・・。
そんな釈由美子さんのプロモーションビデオのような今作。
釈さんの頑張りが、とにかくマブシイ。
訓練シーンでの汗まみれな姿が美しい。
ある理由から、軍で孤立しているクールな姿が綺麗。
ちょっと棒演技なところが、可愛い。
そんな釈さんを食事に誘いたい!
と思っている妻を亡くしたパパさんと娘の物語でもある。
この娘が飼っているのがハムスター。🐹
お話に、まったく関係ないのに何故か登場するハムスター。🐹
なんでだろう?不思議だね。
名前は登場しなかったけど、きっと・・・。
人類の敵ゴジラを退治するために作られた対G兵器。
通称「3式機龍(メカゴジラ)」
この機龍は、初代ゴジラ(1954)の骨から作られている。
要するに、ゴジラ(同族)同士の戦いとなる。
その姿を観たパパさんの娘さんは、疑問を抱いていく。
この娘さんは、心に深い傷を負っていて、眠り草を植えた鉢をいつも持ち歩いている。どんなものにも"命"があり、それはゴジラだって。
人間が生み出した原爆・水爆。
それによって誕生したゴジラ。
そのゴジラの骨を使い生み出した機龍。
その機龍を使って、ゴジラを攻撃する。
人間は、なんて身勝手な生き物なんだろ。
それを子供の口から発せられるのが、あざとく感じてしまった。
子供に、そんな発想持ってほしくない。
とりあえず、釈さん。
今度、一緒に食事でも、どうですか?