行方を眩ませたソーとハルクに焦点を当てた作品。
他のMCU作品に繋げるためには欠かせないが、さほど面白くなく、惰性で最後まで観た。
まるで風邪の時に腹を満たすためだけに食べる、味のしないお粥のような作品だった。
・残念ポイント①
コミカルな作風への急な路線変更に驚きと戸惑いを隠せなかった。
ウルトロンやシビルウォーで暗くなった雰囲気を変えるためかもしれないが、これまでのソーの作風から変わりすぎて…
・残念ポイント②
ロキの裏切りと和解がしつこい。
ロキは好きだが、王としてそろそろケジメをつけてほしかった。
・残念ポイント③
ボスと呼ぶには物足りないキャラによってラグナロクが起き、結果的に「アズガルドは俺たちの心の中に(キリッ)」といった打ち切り漫画の最終回のように終わってしまって少し冷めた。
・残念ポイント④
邦題の『マイティ・ソー バトルロイヤル』があまりにもチープ。
邦題のせいで観るのを敬遠していた。
いつか気持ちを切り替え、コミカル路線を受け入れてこの作品をもう一度観たい。
P.S.
ケイト・ブランシェットの雰囲気やオーラのようなものに惹き込まれたが、やはり人間としてのケイト・ブランシェットが好き。