にゃんこむ

ロダン カミーユと永遠のアトリエのにゃんこむのレビュー・感想・評価

3.4
芸術的であり、哲学的であり、官能的で静けさのある作品。

『作った。愛した。
それが人生だった』

パッケージにもあるように、映画でのロダンはひたすら何かを作り、ひたすら誰かを愛していました。
時には「人間から型取りして作った」と批判される程に、命の宿った来栄えの作品を残したロダン。

私は彼の『考える人』や『地獄の門』など有名な作品しか知りませんでしたが、その風貌からも、とても気難しい人なのかと思っていました。
この作品を見ると、欲に忠実で人間らしく生きる人。

残念なのは、私に知識が足らなすぎて作品背景などの情報がなさ過ぎで物語を補完出来てない事……。
ロダンの有名な作品自体がそこまで出てくるわけじゃない(話題としては出てくるレベル)ので、当時の出来事やどんな作品なのかの知識があればより深く楽しめた事でしょう。
最近は美術系の作品をよく見ていますが、自分の不勉強さに愕然としています(汗
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