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写真甲子園 0.5秒の夏のはのレビュー・感想・評価

写真甲子園 0.5秒の夏(2017年製作の映画)
3.6
「全国高等学校写真選手権大会」に出場する高校生達の話。

特にひねりもなく、「写真甲子園」を題材に素直に作品にしました、みたいな。
青春スポ根物にありがちな、無理に癖のあるキャラや演出で引きつけようとするところもない素朴な味付け。
しかし自分の今の境遇とリンクして、かなり心を震わされた。

冒頭の
「楽しいことはなにもない。地獄や」
って言葉にほとんど持ってかれた気がする。
なにかを目指すってそう言うことですよね。
地獄で当たり前、って、めちゃくちゃ救いのある言葉。
心に残る歌の歌詞も、ほとんどが受け手の解釈による部分が大きい、ってのと同じように、別のタイミングで観てたらそんなに評価しなかったかも?

他の高校にももう少しフォーカス当てて欲しかったかな。
その方が大会、って感じがして盛り上がるので。
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