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バーフバリ 王の凱旋のGAOのネタバレレビュー・内容・結末

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

ハーフバリ父すごいパーフェクトすぎてもうなんか立派で理想すぎる。
王女テーブァセーナーと国母シヴァガミともに、めちゃ立派で気高く強い人として描かれてて、こちらもまた理想型。テーブァセーナーは前編と打って変わってめちゃくちゃ美しく強いのでハアァ…素敵って感じ。

観たいと思ってたのだが腰が重くて、RRR観ておもろかったんで、よしこちらも!と、伝説誕生〜王の凱旋までぶっ通しで観た。(濃い…)
物語としての善悪、勧善懲悪が、昔々の伝説の話っぽくて現代の価値観とはまた違い、受け入れやすかった。また、全体的な話の構成やそれぞれの人物描写もしっかりしていて、余す所なく説明してくれる感。そのせいか、こちらの後編は父のキラキラした神がかったパーフェクト感が凄すぎて、息子の影が薄くなっている。

そして、ハーフバリ父はほんと幸せになってほしいのに叶わない望み…あんないい人があんな風になるなんて非情すぎる。
ほぼ全ての良い面が、理想すぎて憧れるわ…でも、戦いで人を殺しすぎなのでそれは矛盾だが…笑。そんな戦わんでも…っておもったり。
え?これって自国の兵殺してるやんけってとこもあって、オイオイとはなった。

インドは結構男尊女卑なのかなと思ってたけど、なんだかすごい女性強くて、素晴らしい意見をしっかり言える権限があって、尊厳が守られてる感ある描写多くて驚いた。貴族だけかしらね。
でも、国母が女王ではないのはよくわからないとか、その世襲制とか王位継承権のルールがわからなく戸惑った。

ツッコミどころある場面や、流れの辻褄もおや?と思う部分あるけど、その他の派手な部分でかき消されて、全体的に筋が通って理想の勧善懲悪のストーリーでドンバンガシャン!って感じ。
よくわからん作戦は、笑えるけど強い。そして戦車やばい。それによりハーフバリが身一つで強いというのが際立って良し。
おすすめ…

ダンスはほぼ無い。
GAO

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