宇宙最強の愛と復讐、ここに完結!…
蛮族カーラケーヤとの戦争に勝利しマヒシュマティ王国の王に指名されたアマレンドラ・バーフバリはクンタラ王国の王女デーヴァセーナと恋に落ちる。しかし王位継承争いに敗れたバラーラデーヴァは邪悪な策略で彼の王座を奪い、バーフバリだけではなく彼の生まれたばかりの息子の命まで奪おうとする。それから25年後、自らが伝説の王バーフバリの息子である事を知ったシヴドゥは、暴君バラーラデーヴァに戦いを挑む…
ストーリーはこんな感じ。
インドの神様ガネーシャを乗せた大きな山車(ねぷた祭りの山車よりも大きい)を1人で軽々、運ぶシーンは相変わらずバーフバリの超人さを示しているなぁ…
2部作からなる、このシリーズ。前作は蛮族カーラケーヤとの戦争に勝利し国王に指名された所で終わった。今回は何故、父バーフバリは殺されなければならなかったのか?と何故、母デーヴァセーナは25年間も鎖に繋がれなければならなかったのか?が明らかに…
次期国王に指名されたバーフバリは、国の平和のために国の脅威となるビンダリと戦っている。一方、指名争いに敗れたバラーラデーヴァはバーフバリから全てを奪おうと画策する。バラーラデーヴァは、自分がクソだから民から人気が1ミリも無いって事を解ってないんだわ!まぁ、カーラケーヤとの戦いでも敵を倒すために人質となった女性や子どもたちも一緒に殺してるんだから、人気があるわけないもんな。
そんな中、バーフバリはクンタラ王国の王女デーヴァセーナと出会い恋に落ちる。
でも、この事がバーフバリを苦しめて行くんだわな。王国の平穏を考えた国母シヴァガミ(バーフバリ&バラーラデーヴァの母)
はデーヴァセーナをどちらの妻にしようとするんだけど、もうその時点でバーフバリとデーヴァセーナは恋に落ちるんだから、そのまま2人を結婚させれば良かった。
だけど、2人が恋仲だとは知らないシヴァガミはデーヴァセーナを寄りにも寄ってバラーラデーヴァの妻にしようとするんだよね。その事でシヴァガミとバーフバリの間に亀裂が入っていく。また悪い事に、このデーヴァセーナ王女がシヴァガミ以上に気が強い!シヴァガミが命じた事に対して楯突くもんだから、彼女もシヴァガミと険悪な仲になって行く。そしてその事に目を付けたバラーラデーヴァは、それを利用してバーフバリを国王の座から引きずり下ろし
デーヴァセーナ共々、王国から追放してしまう。普通は、これぐらいで止めるんだろうけど、性根が腐ってるバラーラデーヴァはカッタッパの忠誠心を利用してバーフバリの命までの狙うんだよね。そう考えるとバーフバリはデーヴァセーナと出会い恋に落ちなければバラーラデーヴァに付け込まれる事は無かったかも…って思ってしまうよね。まぁ、だけどこんな展開の方がドラマティックになるんだけど…
後半、特にラストの展開はバーフバリVSバラーラデーヴァの超人対決!
まさに"ケンシロウVSラオウ"を実写で観ているみたいに激しいよね。その中の激闘シーンには"RRR"のワンシーンを思わせる様なシーンも…
最後の最後まで"絶対悪"VS"絶対善"の戦いはピリピリした緊張感があって面白かったわ…
そして、やっぱプラバースは最高だわ!