aina

となりの怪物くんのainaのネタバレレビュー・内容・結末

となりの怪物くん(2018年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

情に厚く、とっても良い人なのに誤解されやすいために友達がいないハル(菅田将暉)と、勉強一筋で友達を作ることに興味のないシズク(土屋太鳳)。
2人はひょんなことで知り合い、ハルはシズクを友達認定し、なつく。シズクも最初は嫌がっていたものの、彼の優しさに触れ、好きになっていく。そうこうしている間に仲間も増え、楽しい学校生活。しかし、あることがきっかけでしずくとハルの間に溝が…
「ハルがいなければ」。この言葉に辛い思い出があるハルは、シズクにも同じ言葉を投げかけられ心を閉ざす。
1年後?くらいに2人は再会。仲直り。


幼い頃の経験から、人間関係に恐怖心を抱くシズクとハル。どことなく同じ臭いを感じる2人が出会うことで、2人の人に対する恐怖心が溶けていくところが良い。
普通の人が実写化をしたら、ハルの役は違和感しか生まれないと思う。それがなぜか違和感なく演じられているあたり、本当に菅田将暉の演技はすごいんだなと思った。
菅田将暉が自然体だから、物語の中に入り込んで、ストーリーの良さを感じることができる。
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