このレビューはネタバレを含みます
桜良(浜辺美波)の言葉をきっかけに教師となったハルキ(小栗旬・北村匠海)。彼は教え子と話すうちに、彼女と過ごした数ヶ月を思い出していく。膵臓の病を患う彼女が書いた「共病文庫」を偶然見てしまったことから、一緒に過ごすようになる2人の物語。
自分の残された人生と向き合いながら、懸命に明るく生きようとする彼女の姿がとても印象的。
「甘えてたんだ。残り僅かな余命を、彼女は全うできるものだと思い込んでいた」「明日どうなるかなんて、誰にも分からない。だから、今この1日を、この瞬間を大切にしなきゃいけないって、そう彼女に教わったのに」
「日々を大切にしながら生きること」を教えてくれるストーリー。
共病文庫を受け取るシーンあたりからずっと泣ける。感動的。
浜辺美波の演技あんまり好きじゃないけど、この映画はとても良いなと思った。
苦しさや恐怖を抱えながら、懸命に明るく日々を過ごす女の子を上手く演じていた。