えちぜん

ユー・ガット・メールのえちぜんのレビュー・感想・評価

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)
4.1
ノーラ・エフロン、メグ・ライアン、トム・ハンクスはやっぱり最強トリオだなぁ。そこへエンディングにキャロル・キング流されちゃあたまらん!恋愛映画では『ビフォア・サンセット』3部作と並んで大好き( ͡° ͜ʖ ͡°)

今まで観なかったのは『めぐり逢えたら』の焼き増しだと勝手に思っていたから。けれどそこはキチンと住み分けている。メグ・ライアンはこっちの方が活き活きしてる。ハンクスは『めぐり逢えたら』の方が「らしい」感じ。その辺の切り替えも役者の力。

90年代はメグ・ライアンの全盛期で、とにかく出演作はひっきりなし、次から次へとチャーミング振りまいてた(*゚∀゚*)。美人女優なら他にいくらでも上手はいるが、唯一無二の魅力で世界中を虜にした。だからこそ近年のボトックス騒ぎはオイオイ…だけど、彼女自身がかつての自分の輝きを1番知ってたのかな?

本屋というのが時代を感じる。勝ち組扱いのFOX書店も今じゃどうなってるか。ITが世界を支配する直前の、最後の時代やったんですね。そして名コンビ、ハンクス&ライアンのラブコメもこれが最後に。

もしワタスが監督だったら、ラストはこんなに「納得」できる形に着地させられない。一歩ズレれば、観客に「金返せ」と言われかねない(そしてそういう結末になってしまう作品が多い)。ノーラ・エフロンの脚本は基より、そこを成功させるこの黄金トリオはやっぱすごいなぁ( ͡° ͜ʖ ͡°)
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