Eメールのやり取りで親密になった相手が商売敵だったら･･･というラブコメ。
「街角 桃色の店」の設定を大幅に変更したリメイク。
ニューヨークの老舗本屋が舞台。
話の骨格は原作と同じだが、手紙がEメールにとって変わり、大型店舗に淘汰される小規模店問題を背景にしたところが面白い。
自分の店が閉店に追い込まれる元凶が傲慢な競合店経営者というこの上ない犬猿の仲からのロマンスが唐突、マイナスからプラスへの気持ちの変化幅が大き過ぎて若干興醒め。
しかし、音楽が良くてニューヨークの風景も綺麗で爽やかな後味となり好印象。
当時は未だインターネットの黎明期でネット接続がアナログのダイアルアップというところに時代を感じる、原作から見るとかなり未来だけど今や25年前、トム・ハンクスも若い（笑）
キャロル・キングの「Anyone at all」が何度聴いてもいいな。
監督 ノーラ・エフロン
キャスト
メグ・ライアン
トム・ハンクス
グレッグ・キニア
パーカー・ポージー
ヘザー・バーンズ
デイヴ・シャペル
スティーヴ・ザーン
ジーン・ステイプルトン
