プライドを捨てろ、権力に寄り添え…権力で悪を制する検事に憧れたケンカ好きの貧しい青年パク・テスは猛勉強の末に検事となり、地方都市での多忙な毎日をスタートさせる。しかし、ある事件を切っ掛けにソウル中央地検の
エリート部長ガンシクに出会った事により、平穏だったテスの人生は激変する。他人を踏み台にして出世した結果、富と名声も手にしたガンシクは
大統領選挙を利用して権力もつかんだ
"1％の成功者"だった。検事という正義の仮面に隠された正体を知ったテスは、次第に悪へと染まっていく…
ストーリーはこんな感じ。
最初は、ただの正義感のある普通の検事だったパク・テス。しかし、その地方の権力者の息子が起こした事件が切っ掛けとなり、富と権力の渦巻く世界に取り込まれていく。
そんな中でも、テスはヤクザで幼馴染のドゥイルとは固い友情で結ばれていた、互いにビッグになることを目指して…
テスはガンシクから"長いものには巻かれろ"的な事を叩き込まれ、それに応えるようにテスもエリートの道を歩いて行く。しかし、ずっと上手くいく訳じゃない人生は。1つ躓いたテスはそこから坂道を転げ落ちるようになっていく…
そして、ガンシクと先輩検事のヤン・ ドンチョルが最悪なんだわ！
この2人がテスをあんな世界に誘い込んだのに、いざ風向きが変わるとテスを地方へと飛ばしドゥイルを刑務所にぶちこみ、テスの父親を逮捕し釈放して欲しければテスに検事を辞めろ…とやりたい放題。
それでも飽き足らず"あんな事"まで画策していたとは…
最早、テスが可哀想で…
あの2人に関わらなければ、そんな事にはならなかったんだしね。
でも、甘い汁を吸ってたんだもんね、テスも。自業自得かなぁ…
話としては途中までは面白かった。
暗いだけじゃなく、エモい展開もあったから。
ただ後半の展開は無理やりっぽい！
ガンシクらの事を考えると、あんな展開になるのには無理な感じがする。
そこら辺はスッキリしなくてモヤモヤだけが残ってしまったかな。
