タイトルから若干食わず嫌いしてたけど、とても良かった
ネオナチ夫婦のあのナチナチした感じ、何であんな空気作れるんですかね、本物のネオナチに見えたよ
移民と多民族・多宗教の問題は、今や日本も他人事ではなくなりつつある(今までも在日外国人がいたけれど、同化が前提だからか問題意識は低かった)
宗教にあまり頓着のない日本は比較的平穏を保てるかもしらんけど、これからは無関心ではいられんと思う
原題は「どこからともなく」とか「無の果てより」みたいな意味らしいけど、内容からすると後者の意味が妥当か
何回決断したかは正直どうでも良いです
重要なのは、結局どんな決断を下したのかでしょう
サバサバしてて大胆で率直で、強くて弱く儚い、そんな女性の人間性をまざまざと見せつけながら、深い悲しみを味わせるような映画でした
終わり方がとても印象的で余韻に浸った