ユースケ

ヴェノムのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

ヴェノム(2018年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ツンデレ寄生生物のヴェノム(トム・ハーディ)とツンデレジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)によるツンデレバディムービー…というか、アグレッシブなミギーとマッチョなシンイチによるハリウッド版【寄生獣】。

平凡な予告編とPG-12指定の時点で期待はしていませんでしたが、アクションもカーチェイスも想定内のクオリティで、CGキャラクターのラルフを相手に一人芝居する【ランク王国】のMCの女の子のようにCGのヴェノム相手に一人芝居するトム・ハーディを想像するくらいしかみどころがないちょっと残念な一本でした。
キャッチコピーで「最も残虐な悪」と謳うのであれば、鮮血と肉塊と臓物が飛び交うR指定で公開して欲しかったし、キャラ萌えに走るのはやる事やってからにして欲しかったです。

ヴェノムがエディ・ブロックにこだわる理由も、能力差のあるライオットに勝てた理由もフワフワでなんだかなぁ…ツンデレバディムービーと書きましたが、ツンの溜めが弱いのでデレのカタルシスも弱いし…トム・ハーディの顔芸だけでは高評価は出来ません。

ポストクレジットシーンで流れるウディ・ハレルソンのカーネイジの登場も【スパイダーマン: スパイダーバース】の予告編も全然ワクワクしませんでした。それにしても、エンドクレジットがクソ長い。