映画館はいつにない男性客の多さでした。
好きな方は好きなんだろうなという作品。父親からの虐待、父親の母へのDV、軍隊(?)での過酷な経験からトラウマと自殺願望を深く抱える寡黙な男の暴力と再生。不協和音の音楽や街の音はボリュームが大きくて不快。時折とても美しい映像。この監督の特徴なのかな。
でも私は好きじゃなかったなぁ。何を言いたいのか、それを言うのにここまで要る?って感じ。
歯を抜ききるくらいなら自殺できるんじゃない?とか突っ込んでしまった。ニーナは初めて会ったジョーになぜ親近感を持った?とか、結局はロリコン政治家かとか陳腐だし、ちょっとねぇ。
映画館の同じ列に70歳前半くらいのおばさま二人組がいらしたけど、邦題の罪深さでは?