「母という名の女」
まさにタイトル通りでした。
コレはホラーなのか?ミステリー?
理不尽な女の恐ろしさが描かれます。
暴力や残虐非道な描写は一切ありません。
この映画色々と驚かされることばかり。
まず冒頭、海辺の家のシーンでは、
いやらしい喘ぎ声から始まります。
しかし声だけで、行為に及んでいる場面は映されず、その行為中の隣部屋のキッチンで黙々と朝食の支度をしている女(姉)を映しています。観てる側としては、少し期待してたのですが...。
そして次のシーンでは、事が終わって何事も無かったかのように、部屋から全裸の女(妹)が登場。しかもお腹の膨らんだ妊婦さん。冒頭から何とも言えない雰囲気漂っています。
長くなりそうなので、その後の展開等、ネタバレは書きません。
この映画、色々と説明抜きで日常を淡々と映し出しています。それでも何故か観入ってしまいます。
エロティックなシーンがあり、予測不能な展開もあるのでホント驚かされました。
特にラストシーン、え!?それで終わり?
という感じでした。
なかなかの衝撃作!面白い映画でした。
「女怖ぇ〜」