ShinYahman

母という名の女のShinYahmanのレビュー・感想・評価

母という名の女(2017年製作の映画)
4.5
「母という名の女」

まさにタイトル通りでした。
コレはホラーなのか?ミステリー?
理不尽な女の恐ろしさが描かれます。
暴力や残虐非道な描写は一切ありません。

この映画色々と驚かされることばかり。
まず冒頭、海辺の家のシーンでは、
いやらしい喘ぎ声から始まります。
しかし声だけで、行為に及んでいる場面は映されず、その行為中の隣部屋のキッチンで黙々と朝食の支度をしている女(姉)を映しています。観てる側としては、少し期待してたのですが...。
そして次のシーンでは、事が終わって何事も無かったかのように、部屋から全裸の女(妹)が登場。しかもお腹の膨らんだ妊婦さん。冒頭から何とも言えない雰囲気漂っています。

長くなりそうなので、その後の展開等、ネタバレは書きません。

この映画、色々と説明抜きで日常を淡々と映し出しています。それでも何故か観入ってしまいます。
エロティックなシーンがあり、予測不能な展開もあるのでホント驚かされました。
特にラストシーン、え!?それで終わり?
という感じでした。

なかなかの衝撃作!面白い映画でした。

「女怖ぇ〜」
ShinYahman

ShinYahman