♯63(2024年) 宮廷の駆け引き、女の闘い。
舞台は18世紀のイングランド
痛風で虚弱な女王アンと彼女の幼馴染で公爵夫人のレディ・サラと元貴族で召使いのアビゲイルの関係を描いた作品です。男性陣の間では音楽室の肖像画のようなプードル頭全開のファッションが大流行。アヒルレースやパイナップル食がトレンドのイングランドの宮廷。アビゲイルは美貌と教養でレディ・サラを引きつけ侍女に昇格する成り上がり貴婦人。そこから貴族の妻になり正式にセレブの仲間入りを果たす。更なる高みを狙いアン女王の寵愛を求めてレディ・サラに宣戦布告します。野党の議員も巻き込み加熱する宮廷の陰謀、権力争い、そして女性たちの心の葛藤の行方は…。
◆良い点/注目ポイント
・アビゲイルを演じるエマ・ストーンのハンドジョブやポロリが有ります。
・BGMのセンスが抜群です。宮廷にいる貴族の気分が味わえます。
◆改善点
・無し。
◆総括
・今作はシュールな不条理描写も無く(オレンジを投げつけられている裸のオジサンを除く)、普通の映画でした。
ヨルゴス・ランティモス作品マラソンをしている方にオススメです。
-2024年63本目-