遅ればせながらやっと鑑賞。
やっぱり劇場で観れば良かったと後悔するのも後の祭り。
こういったアングル(広角レンズ?)を多用した作品は、
殆ど室内撮影の宮殿向きなんだなあと感心して観ていました。
蝋燭1本で歩くシーンがとても良かったです。
すごく印象的。誰しも。
この監督のキャストの表情の捉え方に、フェチズムを感じました。
独特というより、もうこれが好きなんでしょ状態www.
サラリと流れる宮殿音楽も、ピアノだけの音も、
相乗効果が巧みでした。
キャストはアン女王の、だんだん弛みが酷くなる顔と、
動かない左手に釘付けになりました。
巧いなあ…。
素晴らしい。
なにに焦点を充てても素晴らしい。
これが一流の映画なのでしょうね。