このレビューはネタバレを含みます
怪しいピエロが街中にいても無問題なハロウィンの夜、主なターゲットははしゃぐコスプレガール。
とまあ王道ではあるが、本作は他のピエロ作品と比例しても群を抜いて気色が悪いピエロ氏がご登場。絶妙なルックスは勿論ながら、彼の台詞が皆無というのが不気味さに拍手を掛けている。表情や仕草がパントマイムを駆使する滑稽なピエロそのものだし、殺しも決してスマートじゃ無いのが味があって良い。殺って殺られて奮闘する姿、これもまた滑稽なピエロを体現していて非常にコミカルである。
最後は不死身設定判明という中々ファンタジック(?!)な展開を迎えたが、これならいくらでも続編が撮れるのでナイスでありますねーー!(笑)