やんなる

散り椿のやんなるのレビュー・感想・評価

散り椿(2018年製作の映画)
2.9

殺された切り口を見るに、それは陽炎斬りによるもの…


陽炎斬りが使えるのは、かつての四天王のみ…




ってなんという熱い男心くすぐる用語たち。

その後も、亡き妻の思いを胸にかつての四天王同士が剣を交える。という展開もあったり。



大真面目な大人向けの物語で四天王が出てくるとは!
その用語が出た瞬間笑った。
四天王なんてかませだったことしかないからさw


とまぁ関係ないけどそういう楽しみ方しないと寝そうだった。(つまらないというわけでなく興味のないジャンルなので)

とりあえず使っとけば大人のいい映画になるやろ枠の黒木華池松壮亮を使いつつ、

旬で朝ドラでシニアにも知られたであろう芳根京子をチラりと起用し、

最近は福田組で馴染みの柳楽優弥と新井浩文が真面目に演じてることにもはやジワる。

岡田西島以外は渋い人しか出ないのかと思ったけどそんなこともなかった(興味なすぎてリサーチ不足)




現代に生きる岡田准一とかいうただの侍。

強すぎて刀使わなくても倒せる。

一番驚いたのはラストのエンドロールの殺陣のところに岡田准一の名前があったこと。

さすが、もう指導する側にもなってしまったのか。


ラスト岡田西島で敵がいる神社に向かうところがかっこよすぎた、二人で戦おうとしたら西島さんが岡田くんを制止して一人で数人切るところに痺れた。



勉強不足ゆえ昔の言葉がややこしい、
人の名前が登場する前にやたら出て誰が誰かわかりにくい、
なんかリアクションとかが古いからわざとらしくて笑ってしまう(特に西島さんのお母さんの演技がアカン。白黒にしてザラザラの画質で見たほうが映える)など、

途中めんどくさくなったけど、アクションは好きなので見れた。そんなに多くはないけど。


岡田さんはもう過去の時代に囚われてしまって帰ってこないのかと思っていたけど、

やっと次回作は現代に、来る。ので楽しみで候。
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