ノットステア

バック・トゥ・ザ・フューチャーのノットステアのレビュー・感想・評価

4.8
○感想
面白い。いろんな人が好き、おもしろいって言ってるから観てみた。
マイケル・J・フォックスがかっこいいし、安心して観ていられる。未来を変えずに未来(元の時間)に戻れるか。ドキドキ感もしっかりある。
説明なしで状況などがわかるように伝わってくる。説明的なところがないからか、ワクワク感がいっぱい。
 「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Futre)」のファンサイト
(http://www.bttfriser.com)
がとてもよく調べてまとめてある。細かいところまで気づかないような伏線や、スタッフの遊びがある。それも魅力的なのかもしれない。何度見ても発見がある。


○登場人物(キャスト)
マーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)
ギタリストを目指す高校生。友人の発明家ドクの作ったタイムマシンで、30年過去に飛ばされてしまう。スケボーが得意で、けんかっ早いのが玉に瑕。

エメット・ブラウン博士/ドク(クリストファー・ロイド)
マーティの友人で、研究のために豪邸を売ってしまった変人発明家。過激派組織にプルトニウムを盗ませ、ついに念願のタイムマシン発明に成功する。

ビフ・タネン(トーマス・F・ウィルソン)
マーティの両親と同級生で、いじめっ子。いつもとり巻きに囲まれマーティの父ジョージをいじめており、大人になってもその関係は変わっていない。マーティの母ロレインが好き。

ロレイン(リー・トンプソン)
マーティの母親。夫のジョージとは、彼がロレインの父に車でひかれたのが原因で恋に落ちたのだと言う。1955年当時は美人だったが、1985年では疲れた中年女性となっている。


ジョージ・マクフライ(クリスピン・グローヴァー)
マーティの父親。ビフには高校生のころから1985年の現在に至るまで虐げられ続けている。1955年当時から気が弱く、小説を書くのが好きだが誰にも見せる勇気はなかった。

ジェニファー(クローディア・ウェルズ)
マーティの恋人。今度マーティの父の車を借りて、2人でピクニックに行く約束をしている。
ストリックランド先生(ジェームズ・トールカン)
マーティが通うヒルバレーの高校の教師。ジョージが学生だったころからずっとヒルバレーの高校で教えている。


○印象的な言葉
・ドク「もし君が車からタイムマシンを作るなら、(君だって)カッコよく作るだろう?」

・ロレイン「カルバン・クライン?下着に書かれているわ」
(マーティは「Calvin Klein」の下着を履いている。それを見たロレインが自分の名前を書いていると勘違いする。1955年当時、カルバン・クラインはまだ10代前半で、ファッションデザインの仕事にするようになる前だったらしい。)

・ジョージ「この惑星の誰であろうと、僕の気持ちを変えることはできない」
(ロレインとジョージをカップルにしないと、自分が生まれないため存在が消えてしまうマーティは、ロレインをダンスパーティに誘うようにジョージをそそのかす。度胸がないジョージの断りの言葉。これを聞いたマーティは、「この惑星以外の生物」になりすますことによって、ジョージがロレインを誘うように仕向ける。)

・マーティ「私の名前はダース・ベイダー」

・マーティ「僕が産まれたのは奇跡だな」

・ドク「模型が雑ですまない。色を塗る時間がなかった」

・マーティ「未来の出来事を捻じ曲げるとか言ってたのはなんだったのさ?時空連続体だっけ?」
ドク「気づいたんだ。”それがなんだ?”って」
(1955年のドクは、未来を変えてしまう恐れがあるため、未来の出来事を聞かない。リビアの国粋主義者に撃たれることをどうしても知らせたいマーティは、そのことを手紙に書いて、ドクの上着のポケットに入れる。だが、手紙を見つけたドクは破いていた。1985年に戻ると、ドクは防弾チョッキを着て助かった。ドクは破いた手紙を貼り合わせて読んでいた。)

・ドク「今から行こうとしているところには、道なんて必要ないさ」