ほっきょくぐま

家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。のほっきょくぐまのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

2018年6月8日に劇場公開された
「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」
を鑑賞しました✨

監督は李闘士男監督
出演は妻、加賀美ちえを榮倉奈々さん
夫、加賀美じゅんを安田顕さんが演じています


タイトルのとおり、夫の加賀美じゅんが
仕事から帰ってくるとと妻の加賀美ちえが毎日死んだふりをしているというお話しです

なぜちえは死んだふりをするのか…
じゅんは謎で…悩み続けます

ふたりの出会いは、3年前ー
バツ1であるじゅんは、出張先でバスに乗り遅れたときに、たまたまそこにいたちえと
出会います
中距離恋愛の末、結婚したふたりでした


ちえの死んだふりも様々で、口から血を流して
倒れるから始まり、ワニ🐊に食われる、
名誉の戦死、矢に刺さる、棺桶の中のドラキュラ、ロミオとジュリエット…

じゅんが驚いたり、いっしょに演技してくれたりすると笑顔で「ご飯にしましょ😊」
という言葉が、かえってきます


言葉を大切にしているちえなりの
「おかえりなさい」の数々
そこには、無事にかえってきてくれて
ありがとうの思いもこめられています


幼い頃、母をなくし、悲しむ父の姿を見たちえは、大切な人との別れが突然くることの辛さを知っています
ちえなりのやり方で父を励まし、笑顔になった父をみて、嬉しかったことが、今のちえの行動につながっています


夫婦ふたりの時間をどのように過ごし、時を
刻むのか、長いようで短い、かけがえのない
時間を大切にしたい、そんなふうに
思えてきます


ふたりの出会いも突然でご縁を感じますが
じゅんとちえが出会う人々も大切な人との
出会いと別れを経験し、時を刻んでいきます


月がきれいですね…

ぴんとくる人もいるかな?

榮倉奈々さんの笑顔と死んだふりが毎回毎回
とてもかわいかったです👼