テリー・ギリアムのドン・キホーテのレナのネタバレレビュー・内容・結末

呪いの作品を何度ともなく挑戦して、ようやく、本当にようやく完成して、本当に本当に良かったねとしか言いようがない。

ロストインラマンチャで、企画自体フェイクだと思い、何回も笑ってしまうことがあったけど、ここに来て事実だったんだと驚いている。

普通だったら絶対めげるし、心折れるのに、絶対に作り続けて完成させるというテリーギリアムの心に拍手喝采。
多分常人じゃないんだろうな。

ロストインラマンチャで、やたらと巨人のモニュメントみたいなのがこれ見よがしに出てくるので、作品でどう扱われるのかすごく楽しみにしてたんだけど、CGやないかい！と
思わず言ってしまった。まぁそりゃあそうか。苦節20年だもんね。

作品を見て、これをそんなに作りたかったんだーとは思ったけど、とにかく。
本当に完成して良かったねとしか言いようがない映画。
おめでとう、テリーギリアム監督。
長年の苦労からようやく解き放たれて、本当にお疲れ様。