80年代のアメリカポップスやロックのサウンドに彩られていて、なんともいえないノスタルジックな匂いのする一作です♪
破壊王ことマイケル・ベイ監督からメガホンをバトンタッチされたトラビス・ナイト監督が、シリーズを再び魅力的な世界観に戻してくれました。
とてもエモーショナルでシリーズの中で一番人の身近なな感情に寄り添った作品。
一作目の映画史に残る映像表現はその衝撃と娯楽度合いからやはりそこは殿堂入りしてる感がありますが、本作はシリーズで2番目に好きな作品になりました。
とりあえずね、ビーが可愛い!
そして主演のヘイリー・スタインフェルドが魅力的!
『スウィート17モンスター』がとてつもなく魅力的でしたが、本作もなかなか♪
この主要キャラふたりの交流の過程だけでもこの映画を観る価値がある!
あれだけ見飽きてるはずのトランスフォーマー同士のド派手な対決アクションも飽きずに入り込むことができました。
それは一重に「物語」が描けており、「物語」としてアクションを観ることができたからかなーと思っています。
さらに、ピアノのサウンドがとってもあったかいなーと思ったら、スコアを手掛けてたのが『パディントン』のダリオ・マリアネッリ。
素敵でした。
主人公の家族との葛藤みたいなところは微妙に中途半端で拾いきれてなかったというかうまく本筋と絡めて解消できてなかった印象はありますが、それでも自分は十分本作に満足できました♪
今回の舞台は1987年。
シリーズ1作目作の舞台がおそらく2007年という事を考えると、まだそこまで20年あります。
その20年間でバンブルビーやオプティマスは何をしていたのか?etc.
まぁ、このシリーズに物語の整合性や辻褄を求めちゃいかんのでしょうが(笑)
もしかしたら『バンブルビー』の続編をやって、この20年の穴を埋めたりするのかしら?シャイア・ラブーフ演じるサムと出会うあの中古車販売店までが描かれるのかな?とかちょっと頭をよぎりました。
色々と御託を並べましたが、ひたすらにビーが可愛い!
意外と音楽にうるさそうなビーが、ザ・スミスを好きじゃないと分かるシーンはめっちゃ笑いました。
その可愛さだけでも観る価値があるかと(^^)