トランスフォーマーシリーズのスピンオフとなる本作だけど破壊神マイケル・ベイが手掛けたバトル中心で中身からっぽな本家と違い突然父親を失い失意の底にいる１７歳の少女と記憶を失ったオートボットのバンブルビーが偶然出会い友情を深めていくという感動的なストーリーとロボットバトルアクションが見事なバランス感覚で描かれていて最高に面白かったです！！１９８０年代が舞台で主人公はMorterheadやDamnedのTシャツをカットオフで着こなす少し変わったRock大好き少女ということでオープニングのThe SmithのBigmouth Strikes Againから始まりBon JoviのRunaway、Steve WinwoodのHigher Love、A-haのTake On Me、Duran DuranのSave A Playerなど８０’sミュージックのオンパレードで音楽だけでもテンションが上がりましたね～カーチェイスシーンでSammy HagerのI Can’t Drive 55が流れた時はあまりのハマり具合に笑いそうになりました。主人公を演じ主題歌も担当したヘイリー・スタインフェルドはピッチ・パーフェクトシリーズでも見事な歌声を披露していただけあって聴かせてくれますし少し癖のある顔立ちだけど日本でも人気が出そうな感じですね。ロボット捕獲へ執念を燃やす少佐を演じたジョン・シナは中々の好演でロック様に続くWWE出身のアクション俳優になれるかもしれませんね～最後の敬礼はWWEでもやってるからバッチリ１発OKだったんだろうね。様々な形の絆を描くことに長けたトラビス・ナイト監督らしい作品で良かったです。
