りのあ

ナインイレヴン 運命を分けた日のりのあのレビュー・感想・評価

3.6
2001年9月11日に米ニューヨークの世界貿易センタービル(ワールド・トレード・センター)で起きたアメリカ同時多発テロ事件を、ビル内部の視点から描いた人間ドラマ。

あの飛行機が突っ込んできたビルに、もし自分がいたら…と考えただけでも怖いし、ましてやエレベーターに乗っていて止まってしまうなんて。

実際に起きた事件の映画化はいろいろ見てきましたが、今作はほぼエレベーターの中だけという狭い、少ない人数なので
ある意味地味なんだけど、でも自分がこの中にいたら…と常に置き換えて考えて見れました。
やっぱ常にカバンの中には水のペットボトルとチョコレートなど入れておくべきとか、エレベーターが落下したら仰向けに寝そべる方が立っているより助かるとか、
参考になることも多数ありました。

ただ、唯一外部と連絡が取れるオペレーターのおばちゃんが役に立たなさすぎてイライラして泣けてきた。


01年9月11日、ワールド・トレード・センタービルのエレベーターの中にいた実業家のジェフリーと離婚調停中の妻イブは、ビルに飛行機が衝突したことにより北棟の38階辺りに閉じ込められてしまう。エレベーター内に偶然居合わせたバイクメッセンジャーのマイケル、恋人に別れを告げに来たティナ、ビルの保全技術者のエディとジェフリーたちは、極限状態の中で外への逃げ道を模索する。しかし、外部との唯一の通信手段はインターコム越しに5人を励まし続けるオペレーターのメッツィーだけだった。
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