ヨーロッパにおける
難民受け入れ問題の厳しい現実
(どこの国にも居るネオナチのような 排他主義者たち)
けれど
大らかに目の前の人間を助けようとする人たちも確かに居て
彼らは弱者を当然のように受け入れ
生活のリズムの一部のように
力を合わせて お互いを助け
犬さえも躊躇なく拾ってくる
(飲食店なのに😅)
近所の警察署でサクサクと行われる『難民申請』の手続きや
荷物に紛れて入国してくる
ゆるさ や
日常の一部になっていることに驚く
(「素敵な荷物を運べたのだから金は要らないよ」…って
そんな貴方がステキ過ぎる)
そして多分
カウリスマキ監督の独自のテンポと間合い
登場人物が皆んな無表情で
誰一人として笑顔も泣顔も無いのに
観ているこちらは笑わせられたり
泣かされたり
(ワサビのてんこ盛りと
レストランのジミヘンのポスターには 結構 笑わせられる)
「希望」とは
隣の誰かに当たり前のように
その手を差し伸べられること
* 10/7 DVD鑑賞