ちびねこ

名もなき野良犬の輪舞のちびねこのレビュー・感想・評価

名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)
3.5
リピートもの。
冒頭から怖いです。
キム・ソンオ、こんな使い方されちゃうんだ。
途中、ちよっとだけ出てたけど。
キム・ヒウォンは実は私のお気に入りの俳優さんです。
まん丸のお顔にたらこ唇が可愛い過ぎます。
いつも慌ててちよっと間抜けな役が多いです。

で、本題。
犯罪組織ナンバー2のヤクザと潜入捜査官の男の友情、そして裏切りの話です。
刑務所内の話が有り得ないんだけど韓国はあるあるなのかな?
警察とか、賄賂に弱そうだし。
他の映画でもよく観ます。
相変わらず警察が腐ってます。
検挙の為には同僚までいとも簡単に犠牲にしちゃいます。
それも自分の手柄にする為にです。
あの女刑事、結局は悪かったんだ。
この映画、基本的にいい人が誰も出て来ません。
基本、ずーっと暴力のシーンです。
でもイム・シワンが暴力振るってもそんなに怖くない(笑)
刑務所内で敵を拷問するのに煮えたぎった油をかける所は怖かったというかえげつなかったです。

他の方も書いていらっしゃったけど、これだけ暴力ばかりの映画なのに何故かいまいちピリッと来ない。
原因はやっぱりイム・シワンだそうです。
私も、そう思いました。
いくら強面のソル・ギョングがいてもそばにイム・シワンがいると「あれ?」って思ってしまう。
これってノワールよね?
って聞きたくなってしまうくらいイム・シワンが可愛い過ぎました。

悪い映画では無いので、観る機会があれば是非。
イム・シワンのファンには超お勧めです。
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