ちろる

すばらしき映画音楽たちのちろるのレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.5
もし、ジョン ウイリアムズがこの世にいなかったらスターウォーズがここまで人気のある作品になっていたのか、ETのあの自転車のシーンであんなに感動できたのか、ジョーズがヒット作になっていたのか。
映画にとって「映画音楽」という演出部門は切っても切り離せない。
なのについ、レビューを書くと映画音楽について後回しにしてしまい、映像だったり、衣装だったり視覚で感じたものについて書いてしまいがちだ。
映画作品にとっては監督や脚本が父親ならば音楽は母親のような存在で、父親が作り上げた家を彩り、演出してさらに極上の家庭を作り上げる。
監督は脚本も兼ねることは出来るけど、映画音楽はその道のプロしか手がけることのできないなんと夢のある仕事なのか!
ジャズ、クラシック、ヒップホップ、時に民族音楽や身近なものを作った創作音だったり、ハリウッド映画における音楽はボーダレスで無限大だ。
このドキュメンタリーを観ると、また一度観た、あの名作も、あの名作もまた見返そうと思い立つ、今度はもっともっと音楽に注目しながら。
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