アキラナウェイ

すばらしき映画音楽たちのアキラナウェイのレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.0
"Power of music is exactly power of movie."音楽の力は、まさに映画の力そのものである。

ーAkirunaway Filmarks(1977〜)

かの映画鑑賞家アキラナウェイ・フィルマークスが残した言葉から幕が開けるドキュメンタリー映画(嘘)。

近所のGEOにないから遠くのTSUTAYAまで借りに行ったよシリーズその1

素晴らしい映画には素晴らしい音楽がつきもの。その音楽の魅力を存分に堪能出来る93分。

映画の父と呼ばれたリュミエール兄弟によるサイレント映画にも、劇場でオルガンによる音楽が奏でられていたと言う。映画の黎明期から現代に至るまで、映画音楽の変遷を辿る。

20世紀FOXのファンファーレ、好きだなぁ。

やはり印象的なのはジョン・ウィリアムズ。ジョーズ、E.T.、スター・ウォーズ、インディ・ジョーンズの名曲達を名場面と共に聴くと涙が出そうだなぁ。あ、スター・ウォーズ EP1 ファントム・メナスは好きになれないんだけど、「運命の戦い」は好きだ。

多くの作曲家達のインタビューで構成され、ロッキーや007、スーパーマン、バットマン、ロード・オブ・ザ・リング等名作の映画音楽を振り返る。

これまでは目を凝らして映画を観てきたけど、これからはより一層耳を澄まそう。それは作曲家達のインスピレーションと産みの苦しみから生まれた珠玉の音の粒たち。奏でられるその美しい調べに酔い、力強いリズムに鼓舞されよう。


余談ですが、娘の小学校最後の音楽会での演目は、この度パイレーツ・オブ・カリビアンに決定したとか。

娘よ。

ハンス・ジマーの魂を受け継ぎ、心置きなくその音を奏でるのだ!!