あおい

ビッグのあおいのレビュー・感想・評価

ビッグ(1988年製作の映画)
3.5
大人の抱える問題なんて、童心の前では堅苦しいだけ…

トム・ハンクス主演の「見た目は大人、中身は子ども」系ドラマ( ^ω^ )初々しいハンクスさんの演技と、ピュアな雰囲気が何とも微笑ましい映画!時には、自分の楽しいことに没頭するのもいいかもって思える。

◎ストーリー
大きくなることを夢見てる少年ジョッシュはある日、移動式遊園地の怪しげな占い師マシーンに「大きくなりたい」とお願いする。すると、一枚の紙切れが出てきて、次の日には12歳だった彼は1日にして大人になってしまう!元に戻すにも遊園地は既に移動してしまっており、途方にくれるジョッシュはとりあえずオモチャ会社で働きながら、親友とともにマシーンの行方を探す…

コ◯ンくんもびっくり、まさかの逆パターン!こっちの方が現実世界で迷惑被るのでなりたくないのは確かやけど、映画としてはとてもファンタジックかつほっこりして良い!

子どもやから分かる、ほんまに売れるオモチャを作って、どんどん出世していくハンクスさん。そもそも、入社できたんが奇跡やけど、いつまでも「楽しい」を忘れたらあかんなって思った。

そんで、初めての恋もするハンクスさん。キスもエッチも、余計なことを知らんからこそ本当に人に優しくなれる。「知らないこと」ってのは同時に「純粋」であって、決して悪いことじゃないんですね。

後半を観るにつれて、大人になって、生きにくくなるのってやっぱり「仕事」かあるからやなって感じた。もうすぐ社会人ですが、ワークライフバランスの取れた、そんな生活をしたいなと願うばかりです。
あおい

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