雨宮はな

女と男の観覧車の雨宮はなのレビュー・感想・評価

女と男の観覧車(2017年製作の映画)
1.0
育児放棄の成果物をとくとご覧あれ!
現実と自分の責任から目を背けた結果がこれだ。

ケイト・ウィンスレット出演作品という情報だけで鑑賞をきめてしまい、反省している。
やはりウディ・アレン作品は嫌いだ。
彼には人間の屑を集める趣味でもあるんだろうか。
この監督の作品の中でいちばんタイトル回収が容易な作品ではあった。
→自分の位置を変えることなく、追いかけ続けるだけ、逃げ続けるだけ。交わることなんてないし、どれかだけが一時停止することもない。

趣味もあわない、好きでもない、経済的な魅力もない人間と結婚するのはなぜか?
「彼は恩人よ、良い人だわ。飲まなければ叩いたりしない」というが、そもそも暴力を手段にする人間に「良い人」はいないが、それが判断できないレベルの人間同士がくっつき、負の連鎖が起こっているのは非常に現実的。
雨宮はな

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