狼に息子を殺された母親の依頼でアラスカの田舎町を訪れた狼専門家。
母親は息子を殺した狼を見付けて殺して欲しいと言う。
そこへ息子の父親がイラクから帰還し、
事件は思いがけない展開を見せていくーという恐ろしく闇の深いサスペンス。
孤立した村に隠された因習、秘密。
単なる狼による事件ではなくもっと根深い何かを匂わすストーリーで125分という尺も気にならないほど夢中になれた。
◯◯憑きー、
人と狼が共存する辺鄙な村。
きっと大昔から人の暮らしの中に息づいていたんでしょうね。
それは親から子へ受け継がれて…？
説明が一切ないので全てのことを雰囲気から想像するしかないけど、メドラとバーノン夫婦そのものにもまだ何か秘密がありそうで恐ろしい…(>_<)
死んだ子供の父親を演じたアレクサンダー・スカルスガルドの凄みが半端なく、警官相手でも躊躇なく銃ブッ放すシーンに圧倒されたし、感情が読めない冷徹なポーカーフェイスぶりがイケメン過ぎました！
Netflixオリジナル作品の中ではかなり見ごたえのある作品だと思うけど、解釈によって評価が大きく変わってくる映画なのでしょうね。。。
