「JUNK HEAD」🎬37
環境破壊によって汚染された地上に人類は住めなくなり、地下開発を進めるための労働力として、人工生命体マリガンが生み出される。だが、人類に反旗を翻したマリガンによって地下は乗っ取られる。以来、1600年の月日が流れ、遺伝子操作により永遠の命を得た代償として生殖能力を失った人類は、新種のウイルスによって人口の30パーセントを失ってしまう。
今、ツウの映画ファンの方達に大人気の作品と聞き…最初は迷っていましたがとりあえず鑑賞してみることに。
監督自ら脚本、キャラクターデザイン、音楽、声、編集、撮影などを7年の月日をかけて手がけたという今作。
ストーリーにハマる、ハマらない関係なく…その意地というか彼の意気込みを感じられる作品だった。
劇場も平日の昼間というのに座席がほぼ満席。圧倒的に男性の方が多い。
急遽拡大上映が決まったほど最初は注目していた人が少なかったであろう作品。
パンフレットも初日早々に売り切れ、手に入れるのが困難なんだとか。
鑑賞後パンフレット見せてもらったけど、それも納得。
撮影に使われた機材からレンズの種類から細かく説明してくれている。エンドロールでも一部映されるけどストップモーションって本当すごいよね。理屈は分かるけど自分ができるかって言ったら…それはまた別の話w
大元のストーリー自体がまさかのこの今現在世界中に蔓延してしまってるコロナ禍の状況を捉えたかのような作品で驚き。
個人的には途中眠気に襲われて中だるみが否めなかったけど…作品の凄さは分かった。
虫は気持ち悪かったり、汚らしい感じだったり…グロ要素もあってしんどかったりしたけど…そういうのが全然平気な人は好きなのではないか。
私的には☆☆☆.4かな。
特撮系が好きな男性陣にはおすすめです。
