ハトのおよめさん

JUNK HEADのハトのおよめさんのネタバレレビュー・内容・結末

JUNK HEAD(2017年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

アマプラのサムネで長いこと気にはなっていたところをようやく観た
やっぱりストップモーションアニメは独特の不穏な雰囲気があってステキ
久しぶりにヤン・シュヴァンクマイエルの作品が観たくなった
イヤに肉々しい質感の絶妙に実在しそうかつ気持ち悪いクリーチャー達はファンタスティックプラネットが好きな人にはたまらないハズ
キャラクターのビジュアルも万人受けからはかけ離れているけど、だんだん愛着も湧いてくるし可愛く見えてくる
ズッコケ三人組と赤い服の女の子はきっとみんな好きになる
全編を通して基本的にずっとなんとなくムズムズする気持ち悪さがあって、でもそれが不思議と心地よい。こんな雰囲気の映画なのに笑えるところも熱くなるところもあるのがすごい。個人的にはずっとハナモゲラ語で話してたのに「カピカピじゃねーか!」で普通に「カピカピ」と聞こえたところとか(どうでもいい)
ずっとぢっと観てないと話の流れがわかんないので、なんとなーくざーっとながら観してたら多分全然おもんない。
でもちゃんと観たら後悔はしない。
とにかく独特の世界観があるので、もし自分が中学高校の頃観てたら影響されまくって今以上これ以上イタい奴になってただろうなーと思いまんた。大人でよかったー。
自宅の古くて寒くてぬるいフロに入りながら観始めて、途中で上がろうと思ったけど止められず結局100分ノンストップで観てしまった。おかげで体が冷えた。