ハトのおよめさん

悪い子バビー/アブノーマルのハトのおよめさんのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

マイフェイバリット小説の大槻ケンヂ『ロコ!思うままに』にあまりにも似ているあらすじがやけに気になって観に行った次第
R18になって当然の性描写&暴力シーンがないと成立しない映画なので万人受けするわけが無いんだけど
私にはたまらなく良かった
ノイズも頻発する30年前の映画の荒い画質は、今となっては図らずもイヤなシーンはよりイヤ〜な感じに、いいシーンはより幻想的にすら見せている。

悪意はなかったにしろ、殺人×2と強盗と痴漢を犯し、純粋ではあれどイノセントな存在ではなくなったバビーが平穏に暮らせていけるとはとても思えないので、唐突なハッピーエンドには現実味が感じられなかった。
でももしバビーの幸せが長く続かないとしても、愛する人と住む場所と認めてくれる仲間達ができただけでも良かったね!羨ましいよ!と思った

映画館で観れてよかった