ちろる

色のない洋服店のちろるのレビュー・感想・評価

色のない洋服店(2017年製作の映画)
3.3
それは色のないモノクロームの世界。

生まれつき金髪で生まれた主人公は、黒いマントを頭から被り、真っ黒い洋服だけをうる洋服店を経営している。

本当はら本当は、色を求めていた。
赤や黄色、白やピンク。
カラフルな私の世界が今すぐ受け入れられなくたっていい。
過去の苦しみを引きずる黒い世界から抜け出すためには誰かが勇気を出して色のある世界を作り出さなければ、明日を生きる子供達に笑顔が消えてしまうから。

誰か1人が気がついてくれるその瞬間まで、私は、本当に好きな洋服を・・・
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