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クワイエット・プレイスのmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.5
音に反応し人間を襲う"クリーチャー(生き物)"により世界中の人類が殺されていく中、見つからないよう音をたてずにひっそりと暮らす一家族のサバイバルを描いたサスペンス・ホラー。
監督・脚本は、主演のエミリー・ブラントの夫ジョン・クラシンスキーで、自ら夫役でも出演。
大ヒットしてシリーズ化。
原題:A Quiet Place (2018)

~その一家・アボット家~
・父( ジョン・クラシンスキー)
・母( エミリー・ブラント)
・娘( ミリセント・シモンズ):実際に聴覚障害を持つ。
・息子( ノア・ジュープ)
・末っ子( ケイド・ウッドワード)
・新たに生まれる赤ん坊

音を立てられない状況下、少ない会話もほとんど手話でなされれ、サイレント映画のように展開する。
臨月のエミリー・ブラントが出血しバス・タブに身を隠すシーンや、赤ん坊が入っている揺りかごが水の上を漂うシーンなど、効果的な映像とブラントの熱演でスリリングな場面が一杯。
単なる怖がらせだけでなく、あることの責任を抱え込んだり、自分は愛されていないと思ったりして、悩みながらも成長していく子どもたちと、そんな子どもたちを必死に守ろうとする親の姿や愛情をきちんと描いた家族ドラマになっているのが、この作品の魅力になっている。

「What is the Weakness?」の答えは、見てのお楽しみ。
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