岩嵜修平

ある女流作家の罪と罰の岩嵜修平のレビュー・感想・評価

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)
3.6
有名人の手紙を偽造していた女性作家リー・イスラエルによる自伝小説の実写化。 #最後の決闘裁判 の共同脚本も手がけたニコール・ホロフセナーの脚本、『幸せへのまわり道』マリエル・ヘラーの演出は、犯罪に手を染める主人公たちへの優しさに満ち、思わず最後は涙。

生活がままならない売れない作家が、ゲイの友人と共に自分自身の文才を活かした犯罪をして金を稼ぎ、新たな友人に恵まれるも、犯罪がバレることにより、全てを失った先で、彼女に残ったものと新たに手に入れたものにグッと来るというか、結局、人間は身の丈に合った生活が、1番幸せと思ってしまうな。
岩嵜修平

岩嵜修平