このレビューはネタバレを含みます
死んでしまった(しかも死ぬ前に別れてた)昔の恋人を引きずりまくってた主人公が、最後に恋人に向けて書く手紙で、
「僕のことは忘れてください、と言っておきながら、忘れないでいてほしいという気持ちが透けて見える感じ、あなたのそういうところが嫌いでした。でもあなたからの手紙は全部宝物です。」
という部分がとてもよかった。。。
「僕のことは忘れて幸せになってください」とかいう恋人からの最後の手紙にずっと縛られて生きていたけど、その手紙に返事を書いて全部ふっきれたんだろうな、という感じ。なんかさみしいけど清々しい気持ちになりました。早く春にならないかなあ。