「トム様最高！アメリカ万歳！！」
この映画を観たらイスラム国のお兄さんさえそう言いだしそう。
80年代、ベトナム戦争の痛手から回復し、皆が望むアメリカはこんな風に強く美しい世界だったと思う。
前作のトップガンでそんなアメリカの象徴になったトムクルーズ。
新作トップガンでも（現実はどうあれ）正しく理想のアメリカをキッチリと描き切ってくれた。これはトム様でなきゃ出来ない芸当だ。
実際のアメリカはアフガンから撤退し、ウクライナに介入する事もない。ならず者国家の核施設を攻撃なんて果たしてそんなリスクを負うだろうか。
でも映画で描かれるアメリカは夢のように強くて美しい。ビーチでキラキラ輝く肉体美の若者たち。田舎のダイナーには素朴な労働者が集まり、ソバカスの男の子がシリアルを食べてる。
バーのジュークボックスは最高の懐メロを流し、ライバル同士の口さがないお喋りで乾杯。
そんなノスタルジーを吹き飛ばす最新鋭の戦闘機シーンたるやまぁ。
そして二つの世界を違和感なく繋ぐのが80年代からトップスターであり続けるトムクルーズという奇跡。
本当にあなたはハリウッドそのもの。アメリカそのものです。最高過ぎるでしょう。号泣。
