tetsu0615

3D彼女 リアルガールのtetsu0615のネタバレレビュー・内容・結末

3D彼女 リアルガール(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

とりあえず一言。3巻までしか読んでない(うろ覚え)けどさ、原作からキャラ違いすぎないか?笑
ここから個人の感想を思い切り記します。とにかく羅列していきます。
中条あやみは可愛い。それは間違いない。
ただ、キャラクターの設定とかがさ…
あんな一人言凄まじさキャラでもアニメキャラと会話するキャラでも無かったような気がしたのですが…(大分前に試し読みして割りと好きでしたがもううろ覚えで…笑)製作陣の"オタクってこういうイメージだよねー"みたいな感じで作られている感じが見え見えで心地よくない。(アニメオタクというキャラクターを分かりやすく見せるためなのかもしれないがどうにも居心地が悪い気がする…)
オタクってあんな感じで大丈夫なんですかね?笑
佐野さんのオタクっぽい振る舞いとかはなかなか出来てはいたとは思いますが…極端すぎません?笑
なによりオープニングからアニメキャラかチョロチョロしすぎていてどうにも入っていけない(原作こんなキャラウロチョロしませんでしたよね?)
この辺から見るのがなかなかキツくなってきている自分…
他の高校生のイメージも全体的に極端なイメージの偏り方な気がするし、呼び出した生徒に対する先生の対応も適当。
そこからプール掃除をすることで二人が出会ったり、プールに落ちたりと原作にもあったシーンがあったりは良い。
そこから万引き間違われシーンから告白という急展開は長い漫画を二時間に納める上でギュッとなるのは仕方ないがヒロインが主人公に惹かれる過程が伝わってこないのでは?と思ってしまう。
この辺はまとめる上で必要な切り落としだろうけど。

少女マンガあるあるシチュエーションを男にやってしまうのとかは笑えた
原作の記憶が無いが、竹内力と濱田マリは存在が過剰すぎないか?
湯飲み投げるとか明らかに(ギャグパートとはいえ)やり過ぎだし、少しあとの白目向いて追いかけるとか

つっつんがアルバイト始めたあたりからようやく見れるようになってきたかな(正直アニメキャラとの会話が減ってきたのが良かったのだと思う。)
上白石萌歌のキャラクターもなかなか良くて、伊藤のキャラクターやキャンプのくだりなんかも良かった。
そうまずここまで(冒頭はともかく)良かったよ。

ただ、ハロウィンのくだりから唐突な脳の病気?手術?はあまりに…
というか、そんな大事な話あんな場(生徒なのかなんなのか皆回りで踊ってる。コスプレしてる)ですんなよ…
原作はどうやら12巻ほどあるらしいし、3巻まででも伏線として散見されているのでそれを二時間でやろうとするとこんな感じになるのか…
で、ここから唐突な五年後!
これは原作通りなんでしょうか?
中条あやみはハロウィンを境に消えたの?その後の彼らとの学校生活は?
とツッコミ止まらず
急にオタク趣味も辞めているという謎のキャラ変?
そして再会したら手術の影響で昏睡状態で記憶喪失だと?
急展開すぎないか?原作マンガもこんな感じ?ついていけないぜ…
主治医も寄り添ってきたんだとか言い始めるし…
記憶取り戻そうとはしてるっぽい?のか?
だったら彼の存在は重要じゃないのか?
彼をきっかけに学校行ったり同級生集める(彼に出来るとは思えないけども)とかしてあげるべきじゃないのか?
という矛盾というかあの医者が何がしたいのかワケわからん。
結局、記憶喪失の女につけこみ、記憶を取り戻しそうなきっかけを排除したまま結婚になだれこむ不貞ヤローにしか見えませんぜ?
あと、結婚式に乗り込む、結婚式を抜け出すなんていう展開ベタすぎて逆にウケないぜ?
とまあ、ツッコミ処のオンパレード!

もうキツイ!医者ーー!!!

とにかく、中盤のキャンプあたりまでは良い感じで、中条あやみも可愛らしく、高校生メンバーたちもはまり役な感じで楽しめる映画です
後半は…
二時間でやるより、連ドラでじっくりやるべきだよなぁ…
原作が気になったのでプロモーションとしてはいいのか?
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