さよならの朝に約束の花をかざろうのYumeのネタバレレビュー・内容・結末

色んな意味で人間ってこんなに見ててもやもやする生物だったっけなって思える作品でした。
1つ1つの言葉や場面で伝えたい思いが完結しきらない所が多くてそれがすごく人間らしさを強調してた気がします。
種族どうしの価値観の違いがラスト20分ぐらいに全部詰め込まれてて、当たり前のことだろうけど人間視点から見ると違和感のある言動が多かったようにも思えるし、そこを改めて思い返すと1人のキャラクター像がすごく深く見えてきてさらに泣ける作品だったと思います。

全ての場面に答えがある作品じゃない感じが「あの花｣とか、「ここさけ｣の既視感があってこの人の作品をよりみてると面白いのかなって思います。