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ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリスの440のレビュー・感想・評価

3.8
1895年に作られた世界屈指の規模を誇るニューヨーク公共図書館。
図書館の客、職員に焦点を当てた3時間25分のドキュメンタリー作品。

長い…。
鑑賞に踏み切るまで相当気合を入れてトライしたが、結局2回に分けて鑑賞しました。

身近な図書館って調べ物をしたり、読みたい本を借りに行ったり、自習をしにいく程度のイメージでしたが、すごくバラエティに富んだイベントが数多く行われている。

参加型のプログラムが多く、観ていて自分も参加しているような気持ちになった。
コステロの講演会とか、手話を体全体で表現するとか、テーマ分けした写真をチョイスするのとかどれも面白そう。

中でもとても心に残ったのは
図書館で働く職員の方がイベントや企画について話し合うシーン。
あらゆるアイデアやデータを出し合い、良いところ悪いところを議論していく。

1人でも多くの人に利用してもらいたいという想い。
多額の資金に見合ったサービスを提供し満足してもらう事。
公共の施設だけど、そういった苦労や努力があって100年以上進化し続け、今に至っているんだろうなと感じました。
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