小川勝広

マーウェンの小川勝広のレビュー・感想・評価

マーウェン(2018年製作の映画)
3.9
先日まで横須賀美術館で開催されていたセンス・オブ・スケール展。
精巧に作られたミニチュアの数々、その中でも映画館のミニチュアがあまりに凄くて、他にこういうミニチュアの展示を常設してる美術館はないか検索していた矢先でした。

繊細できめ細やかな作品。

セカイ系の尊大な世界を、
6分の1で表現するタイニーワールド。

センス・オブ・スケール、
センス・オブ・ワンダー。

本作も形の大小から、心のスケールもしっかりと細部まで描写されていました。

時間の過去と未来の表現には笑ってしまいました。

主人公は、
ヘイトクライムから逃げません。
単なる暴力よりもヘイトクライムは罪が重いと検事は言ってました。

表現の自由を攻撃する人もいましたが、
表現の自由を守る、ヘイトクライムから逃げない、テロや暴力に屈しないと周りの住人達もみんなで協力していました。

小さな気持ちも集まれば巨悪なんて敵ではない。
そんな小さな気持ちを必死で持ち続けた、
マーク・ホーガンキャンプと、
支え続けた周りの人たちと、
TOYたちはマーウェンコルというコミュニティで素敵なリアルで小さな民主主義を魅せてくれました。