このレビューはネタバレを含みます
娘を殺された母親が犯人を探すというありきたりなストーリーでは無くて、犯人を見つけられない警察に喧嘩売って暴走する中で、紆余曲折を経て犯人に繋がりそうな手がかりを見つける話。
憎しみから負の連鎖が続き、色んなかけ違いで不運が続き、なんともやるせない内容だった。
他の人のレビューにもあるように、タイトルは3枚の看板に象徴される3人の人間劇ってとこに大共感。
ウディ・ハレルソン演じる警察署長の皆、根は善人なんだよって優しさ溢れる手紙のシーンが印象的だった。
サム・ロックウェルやフランシス・マクドーマンドなどベテラン俳優達の名演技にも注目。
ラストは憎しみ合ってた二人が和解して、真犯人を殺しに行こうってところで話は終わり、最後まで楽しませてくれた。