素晴らしかったです。
期待しまくったけど裏切られなかったです!
賞を取っただけある見応えのある演技!
ミルドレッドの演技はもちろんだったんですけど、ディクソンの印象がとても強いですね。キレやすいキャラだけども、情に熱いくて、心情の変化がすごい描かれてるなと思いました。オレンジジュースのシーンは2人を見て、どちらの立場にたってもとてもいたたまれない気持ちになりました。
ウィロビー署長は、亡くなった後から、彼の考えてたこととか人となりが手紙を通じて明かされてきます。本当に立派な人だとわかります。全然仕事してなかったわけじゃないしいい人じゃんてなりましたね(*´-`)
娘を亡くした人にしかわからないかもしれないけど、ミルドレッドのやるせない気持ちとかすごく表情から伝わってきた気がします。犯人も見つからなくて気持ちの行き場がないから、復讐しようとしたり、広告を保ち続けることで自分を保っている感じがしました。
署長も死んじゃったし、犯人もわからないから、犯人探しは続けるのかもしれないけど、どうしたらいいのかわからなくなって抜け殻みたいになりそう、、、
けど人間辛いことがあっても、抱えながらでも生きれるもんなんだなーてふと思ったりしました。
この映画の舞台が黒人に対しての差別も結構まだあるみたいだし、あんまり裕福じゃない白人ってことを言われたりしている州のお話みたいですね。背景とか全然知らなかったから見終わって解説読んで知りました。
そのうちもう一回観ようと思います。