ノーラン作品の中で絶対にIMAXでなくても良い作品かなと思いながらも、せっかくなら大きい画面でとIMAXレーザーGTで鑑賞しました
映像はやはりドアップや砂漠の景色など大画面で迫力は確かにありましたが、地響きのような音がかなりすごかったです
今作は音がとてもすごかったので、音響の良いスクリーンで観るのが良いなと思いました
トリニティ実験のシーンは鳥肌物で恐怖と緊張感が体感できました
あの静寂心臓に悪かったです
そしてキリアンマーフィーがすごい、最後のドアップのあの表情がその日に寝る前も脳裏に焼きついて離れなくてすごく切ない気持ちになったのでした
同時に生じる複雑に入り混じった感情の表出がとても上手で。
ドイツより先に作らなければ！と完成のために意気込み、マンハッタン計画の管理者となってからは後戻りできないところにきてしまっていたという
もうやるしかない、やらねばいけないという気持ちの中で、とんでもない恐ろしい兵器を作ってしまったこと、本当に使われてしまうかもしれないがどうだろうか、ただその使い道を決めるのは自分ではない。でも自分が作って1番よく知っているのに意見できないのだろうか、、
などなど色々な思いがぐるぐる
冒頭とラストの水面の映るしとしと雨
彼の心を映しているような描写が上手でした
内容については物理学者や主な登場人物を下調べして、年代での主な出来事も調べていたので迷子になることはありませんでしたが、細かいところは気になることが多かったので、観た後に調べて理解してまた観たくなるというするめ映画だと思いました
