ラドクリフが出ているとちょっと安心感を覚えるし、冒険やファンタジーの大基礎を子供時代のわたしに与え続けてくれた感謝として彼の作品を追うのにちょっとした使命感すら覚える…。
で、観てみたけど、全体的に程よいのが印象。
タイトルで19日間てしっかり期限を表しているから安心安全の漂流って思ってしまうんだよね。この作品は「いつ終わるのか分からない、生きて帰れるのかもわからない」スリルや、仲間内のサスペンスを意図しているとは思えないから、それでも別に構わないんだけど、主人公がどんな苦難に遭ったとしてもハッピーエンドを期待して当然の状況が、タイトルで作られてしまうのが残念かもしれない。実話ってところもポイントだから本当に仕方ないのだけれど。
ジャングルなど過酷な環境下においては食料、怪我、孤独みたいな要素が目立つけど、そのどれにおいてもやっぱり安心感が目立ってしまう………
でもね、そんななかでも、主人公が鈍臭いとイライラしちゃうけど、謎ガイドの言葉をしっかり覚えて実行する、主人公がまさに行動力がある男で頭が冴えてるのはレアかもしれない！生命力がすごかった。
ラドクリフの体作りも素晴らしい！19日間とはいえ、体も心も疲弊したらあんな風になっちゃうと思う。
1番怖かったのは足がただれたようになっちゃうことだったんだけど、あれってジャングル特有なの？
