Ranan

女王陛下のお気に入りのRananのレビュー・感想・評価

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)
4.5
哀れなるものたちをみて、気になるコンビだから観てみた、なんだこれ!

この当時のひとたちって、ほんとにこんな関係性なのかな?ていうのも、男の人は基本バカな感じ、でも一部ではちゃーんと権力振りかざそうとしたり、女の人はしたたかでしてやったり風な。
可哀想なくらいわたしはいわゆる学校で歴史として習う歴史に興味がなくて知識もないんだけど、虚弱な女王ひとりに政治の決定権があるなんてまずびっくり。しかも、補佐的な幼馴染の女の人も、位は高いのだろうけど仲良しなだけで補佐していいの?エマストーンが立場を上げていくのも女王の権限によるものだし、本当だとしたらこの時代すごいな!

で、限られた社会、もちろん外交はあれど(戦争してるし)閉鎖的な宮廷?のなかで、理解が及ばない設定もしくは事実はあるけど、とにかく楽しめてみれたなぁ。
これを男の人が監督してるのもすごい。哀れなるものたちは女性として生きるなら感じざるを得ない事象を、彼女の視点ですごくリアルな会話や態度が表現されていたから好きだしハマれたけど、ここでもそれを感じられた!
むしろ、監督は女性にトラウマでもあるのか?
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