そろそろ

ブリグズビー・ベアのそろそろのネタバレレビュー・内容・結末

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ良かった。
映画の中で映画を作る話はそれだけでワクワクする。

主人公ジェームスは見た目とは裏腹に屈託がなく好きなものに対する熱意に満ち溢れていて、自分や他人に対して素直だ。だから周りに集まるのも良い人ばかりなんだろうな。
特に他人からの厚意を受け取ったとき嬉しさを噛みしめるように少しじっとなるのが本当に嬉しいのが伝わってきて良かった。
地頭の良さと世間知らずがあわさってワードセンスもキレキレ。

マークハミルのバンドのシャッグスみたいな曲がベアの口から流れるところ最高。
ドラッグのやりとりみたいにソフトクリーム受け取るところも好き

マークハミルの声を録るところはクリエイターとして、親としてジェームスにバトンを託しているようにも見えて泣いた。
最後の演出はブリグズビーが必要なくなった、のではなくジェームス自身になったのだと思いたい。

このクソ暑い中観に行って本当に良かった。
そろそろ

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